生産管理

製造業向け 作業日報テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月23日 / 全13項目

作業日報は、製造現場でもっとも多く書かれる書類です。1人につき1日1枚、稼働している人の数だけ毎日増えていきます。

法令で様式が定められているわけではありません。それでも多くの工場が持っているのは、実績が残っていないと、原価も能率も見積りも数字で語れなくなるためです。

このテンプレートは、時間と数量の両方を残し、翌日の判断に使える形にしたものです。

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ファイル形式

このテンプレートは誰向けですか

  • 工数を数字で把握したい生産管理の方
  • 見積りの標準時間と実際の差を見たい方
  • 停止の理由まで残せる日報にしたい方

どのような場面で使いますか

作業者ごとに1日1枚使います。時間と数量を同じ紙に残すと、1個あたりの時間がその場で出せます。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 指示番号
  • 製品名・品番
  • 工程
  • 開始
  • 終了
  • 段取(分)
  • 停止(分)
  • 停止理由
  • 生産数
  • 良品数
  • 不良数
  • 不良の内容
  • 備考

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

作業日報.xlsx — 記入例の一部
作業日報 【記入例】
工場・部署○○製作所 第2工場 加工課
日付2026年8月5日(水)
指示 番号製品名・品番工程開始終了段取 (分)停止 (分)停止 理由生産数良品数不良数不良の内容備考
A-1204シャフト SH-20外径加工8:1010:302501801782寸法外れ
A-1204シャフト SH-20面取り10:3511:45101531801800前工程待ち15分
B-0871ブラケット BR-05穴あけ12:4514:503502402364バリ残り2・キズ2
B-0871ブラケット BR-05ねじ切り14:5516:20152022402391ねじ山不良刃具の交換で20分停止
説明記入用記入例A4印刷用

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 14 KB
更新日2026年8月23日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。工場・部署・日付・作業者などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

作業日報に残す項目

作業日報に残す項目は、時間と数量の2つに分かれます。

種類具体的な項目
時間開始時刻、終了時刻、段取り時間、停止時間
数量生産数、良品数、不良数、不良の内容
その他製品名、工程、設備、作業者、指示番号

段取り時間と停止時間を分けて書くと、改善の手がかりが残ります。ひとまとめに「作業時間」とすると、実際に加工していた時間がどれだけかが分からなくなります。

作業日報の停止時間をどう書くか

停止時間は、理由まで書けると使える記録になります。実務では、次のような区分を使っている工場が多くあります。

  1. 段取り替え(品種の切り替え)
  2. 設備の故障・調整
  3. 材料待ち・前工程待ち
  4. 検査・立ち会い
  5. その他(打ち合わせ、清掃、朝礼)

ポイントはここです。区分を選ぶだけの形にしておくと、忙しい現場でも書けます。文章で書かせると、空欄が増えます。

作業日報から原価を見る

作業日報は、原価の材料になります。工数(時間)と数量が同じ紙にあるため、1個あたりにかかった時間が出せます。

一般には、次の順で見ている工場が多くあります。

  • 1個あたりの加工時間(実際の値)を出す
  • 見積りのときに使った標準時間と比べる
  • 差が大きい製品から、原因を確認する

差が出る原因は、段取りの回数が多い、不良のやり直しが多い、待ちが長いのいずれかであることが多くあります。日報に区分が入っていると、この見当がその場でつきます。

作業日報を続けられる形にする

作業日報は、書く量が多いと現場で止まります。実務では、次の工夫をしている工場が多くあります。

  • 製品名と工程は、指示書から転記せずに番号だけを書く
  • 停止の理由は記号にして、凡例を用紙の下に印刷する
  • 1枚に1日ぶんを収め、月末に集計する行を右端に置く

3つ目は、集計を別のファイルでやり直さないための工夫です。転記が増えるほど、数字がずれる場面も増えます。

よくある質問

1人1枚と、設備ごと1枚のどちらがよいですか。

人の工数を見たい場合は1人1枚、設備の稼働を見たい場合は設備ごと1枚が向きます。両方を見たい工場では、1人1枚にして設備の列を持たせる形が扱いやすくなります。

不良の内容はどこまで書きますか。

不良の区分を5つから8つ程度に決めて、記号で選べるようにしている工場が多くあります。詳しい内容は不適合品報告書に書き、日報には数と区分だけを残す形が続けやすくなります。

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