設備・保全

製造業向け 設備保全記録テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月23日 / 全9項目

設備保全記録は、設備に対して行った整備と修理の履歴を残す表です。いつ、何を、どれだけの時間をかけて行ったか。この積み重ねが、更新の判断や予備品の在庫を決める材料になります。

多くの工場では、設備ごとに1枚を持ち、行うたびに1行を足す形をとっています。予防のために計画して行うものと、故障してから行うものを、区分で分けます。

このテンプレートは、その2つを分けて残し、停止時間と費用を並べたものです。

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ファイル形式

このテンプレートは誰向けですか

  • 設備の更新時期を数字で判断したい方
  • 予備品として何を持つか決めたい方
  • 事後保全が多い設備を特定したい方

どのような場面で使いますか

設備1台につき1シートを作り、整備や修理のたびに1行を足します。年度をまたいで書き足す形です。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 実施日
  • 区分
  • 作業の内容
  • 交換した部品(型番・数量)
  • 停止時間
  • 費用(円)
  • 実施者・業者
  • 次回の予定
  • 備考

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

設備保全記録.xlsx — 記入例の一部
設備保全記録 【記入例】
工場・部署○○製作所 第2工場
設備名・管理番号NC旋盤 3号機(M-2103)
実施日区分作業の内容交換した部品(型番・数量)停止 時間費用 (円)実施者・業者次回の予定備考
2026/4/11予防年次オーバーホール(主軸・送り軸の点検、油交換)潤滑油 20L/エアフィルター AF-12 ×216時間182,000○○工機(外注)2027/4報告書 OH-2604
2026/5/23予防3か月点検(各部の増し締め、精度確認)3時間0保全課 中原2026/8
2026/6/8事後主軸の異音により停止。軸受を交換軸受 6208ZZ ×29時間46,500○○工機(外注)生産2ロットが翌日へ遅延
2026/7/14事後切削油ポンプの吐出不良。ポンプを交換切削油ポンプ CP-3 ×14時間38,000保全課 中原予備品在庫から使用
説明記入用記入例A4印刷用

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ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 14 KB
更新日2026年8月23日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。工場・部署・設備名・管理番号・導入年月などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

設備保全記録に残す項目

設備保全記録に残す項目は、次の6つです。

項目中身
実施日・区分予防保全、事後保全、改良保全のいずれか
作業の内容何を行ったか
交換した部品部品名、型番、数量
停止時間設備が止まっていた時間
費用部品代、外注費
次回の予定次にいつ行うか

停止時間を必ず入れると、故障のコストが見えます。部品代が安くても、8時間止まっていれば、その間の生産が失われています。

予防保全と事後保全を分ける

保全の区分を分けて記録すると、設備の状態が数字で見えるようになります。

予防保全は、壊れる前に計画して行うものです。周期を決めて実施します。

事後保全は、壊れてから行うものです。突発的に発生し、生産が止まります。

一般には、次の見方をしている工場が多くあります。

  1. 事後保全の件数が多い設備を特定する
  2. その設備で、どの部位が繰り返し壊れているかを見る
  3. その部位を予防保全の対象に加えるか、設備の更新を検討する

ポイントはここです。2つ目まで見ると、対策の的が絞れます。設備全体を「古いから」と扱うより、費用のかかり方が変わります。

保全記録から予備品を決める

保全記録は、予備品として何を持っておくかを決める材料になります。

一般には、次の条件のいずれかにあてはまる部品を、在庫として持つ形が広く使われています。

  • 入手までに時間がかかる(特注品、輸入品)
  • 壊れると生産が完全に止まる
  • 過去に複数回交換している

3つ目は、保全記録がないと分かりません。部品名と型番を記録に残しておくと、発注のときにも探し直さずに済みます。

保全記録を設備ごとにまとめる

保全記録は、設備ごとにまとめておくと使いやすくなります。日付順に全設備をまとめると、1台の履歴を追うときに探すことになります。

実務では、次の形にしている工場が多くあります。

  • 設備1台につき1シートを作る
  • シート名を管理番号にする
  • 年度をまたいで同じシートに書き足す

3つ目にすると、数年ぶんの履歴が1枚で読めます。行が増えすぎたら、古い分を別シートへ移す形になります。

よくある質問

外注に依頼した整備も同じ表に書きますか。

同じ表に書き、業者名の列を足す形が扱いやすくなります。外注の報告書は別に綴じ、記録には報告書の番号を書いておくと、後から詳細を確認できます。

予防保全の周期はどう決めますか。

メーカーの推奨周期を出発点にし、実際の故障の履歴を見て調整する形が広く使われています。周期より早く壊れる部位は周期を短く、まったく問題が出ない部位は延ばす、という調整になります。

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