設備・保全

製造業向け 設備点検表テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年9月15日 / 全10項目

設備点検表は、設備が使える状態かどうかを毎日確かめて残す表です。多くの工場では、作業者が始業時に確認する形をとっています。

点検の目的は、異常を早く見つけることです。ただし、見つけたあとに何をすればいいかが表に書いていないと、印だけが残って現場は止まりません。

このテンプレートは、判定の付け方と、そのとき誰に何をするかを表の中に書き、異常が出たあとの連絡・処置・再開までを1枚で追える形にしたものです。

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ハイフンはあり・なしどちらでもかまいません。

このテンプレートは誰向けですか

  • 始業時の点検を形だけにしたくない方
  • 判定の基準を項目ごとに決めておきたい方
  • 異常時の連絡先を表の中に入れたい方

どのような場面で使いますか

設備ごとに1か月に1枚使います。始業時に確認し、月が終わったら保全担当がまとめて保管する形です。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 点検項目
  • 判定の基準
  • 3(月)
  • 4(火)
  • 5(水)
  • 6(木)
  • 7(金)
  • 8(土)
  • 点検者
  • 気づいたこと(詳しくは下の記録へ)

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

設備点検表.xlsx — 下のタブでシートを切り替えられます
設備点検表(日常点検)
工場・部署設備名・管理番号
年月異常時の連絡先
点検項目判定の基準3
(月)
4
(火)
5
(水)
6
(木)
油漏れ・水漏れ機械の下と周囲に漏れがない
異音・振動始動時と加工中に普段と違う音がない
油圧計の値3.5〜4.5 MPa の範囲内
潤滑油の量油面計の上限と下限の間
切削油の量・状態規定量あり。濁りや異臭がない
チャックの把持爪に傷や摩耗がなく、確実に把持する
非常停止ボタン押すと確実に停止する
安全カバー・扉破損がなく、開くと運転が止まる
切りくずの除去機内と周囲に堆積がない
エアフィルタードレンが溜まっていない
(空欄があと1行つづきます)
異常があったときの記録(△・×を付けたら必ず書く。左から起きた順番に埋める。「見つけた状態」は見つけた人、「処置」は直した人、「確認者・再開日時」は確認した人が書く)
発生日・点検項目異常の内容判定続けた/止めた連絡先・時刻
(空欄があと1行つづきます)
点検者(記入)確認(班長)
備考
商い屋 製造 https://seizo.akinaiya.com (2026-09-15 版)

このプレビューは左から6列まで(実際は10列)を表示しています。ダウンロードするファイルには全部入っています。

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ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 16 KB
更新日2026年9月15日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。工場・部署・設備名・管理番号・年月などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

設備点検表に載せる項目

設備点検表に載せる項目は、設備の種類によって変わります。共通して置かれることが多いのは、次の6つです。

分類点検の内容
外観油漏れ、水漏れ、破損、ボルトの緩み
動作異音、振動、動きの滑らかさ
計器圧力、温度、油量が基準内か
安全装置非常停止、インターロック、カバー
清掃切りくずの除去、フィルターの状態
消耗品切削油、潤滑油、フィルターの残量

判定の基準を項目ごとに書いておくと、点検する人が変わっても同じ判断になります。「異常なし」だけの表では、何を見て異常なしとしたのかが伝わりません。

設備点検表の△を付ける基準を決めておく

○と×は迷いません。迷うのは△です。△の基準が書いていない点検表では、同じ状態を人によって○にしたり×にしたりします。

このテンプレートでは、判定の決まりを「説明」シートに書いています。

判定状態そのときすること
○基準のとおりそのまま作業を始める
△軽微な異常作業を続けてよい。その日のうちに記録に書き、班長に伝える
×使用不可設備を止める。作業を始めない。すぐ班長と保全へ連絡する

ポイントはここです。△は「作業を続けてよい」と書き切っておくと、報告が上がります。作業を止められるかもしれないと思わせると、現場は黙って○を付けます。

設備点検表で異常が出たあと、作業していいのか

点検で異常が出たとき、作業者がその場で知りたいのは「自分は作業を始めていいのか」です。この一言が表にないと、判断は人によって変わります。

このテンプレートでは、異常があったときの記録に「作業の可否」の欄を置いています。書く順番は、実際に起きる順番と同じです。

  1. 異常の内容(見つけた人がその場で書く)
  2. 判定(○△×)
  3. 作業の可否(続けた/止めた)
  4. 連絡した相手と時刻(誰に伝えたか)
  5. 処置の内容と処置日(直した人が書く)
  6. 確認者と再開日時(確認するまで動かさない)

6つ目が要です。処置が終わっただけでは再開しません。確認者が再開日時を書いた時点ではじめて動かす形にすると、直ったつもりのまま動き出すことがなくなります。

安全装置の異常は、生産の都合で曖昧になりやすい部分です。止める判断は作業者が単独で行ってよい、止めたことを責めない、と決めておくと報告が上がりやすくなります。

設備点検表に記入者と承認者を残す

この様式には、点検した人・確認した班長・承認した保全の責任者の欄を置いています。

誰も見ていない点検表は、書かれなくなっても気づけません。月が終わったときに確認の欄が空いていれば、その月は誰も見ていなかった、と後から分かります。

設備点検表と保全記録のつながり

設備点検表は日々の確認、保全記録は行った整備の履歴です。この2つがつながっていると、故障の予兆をたどれます。

一般には、次の形にしている工場が多くあります。

  • 点検で異常を見つけたら、保全記録に依頼として記録する
  • 保全を行ったら、点検表の記録に処置日と確認者を書く
  • 同じ項目で異常が繰り返される設備を、月ごとに確認する

3つ目は、更新や大きな整備を検討する材料になります。

よくある質問

△と×の線引きが人によって変わってしまいます。

この様式では、判定の決まりを表の中に置いています。まずは「設備を止めるかどうか」だけで分けると揃いやすくなります。止めずに作業できるものが△、止めるものが×です。迷ったら×にしてよい、と決めておくと、判断の速さも揃います。

異常を見つけた作業者は、作業を始めてよいのですか。

△であれば作業して差し支えありません。×のときは設備を止め、作業を始めません。表の「作業の可否」の欄に、そのとき続けたのか止めたのかを書き残す形にしています。判断が記録に残るので、後から同じ状況が起きたときの目安になります。

法令で決められた点検はどう扱いますか。

フォークリフトやクレーン、プレス機械などは、労働安全衛生法に基づく点検が定められています。それらは専用の様式で管理し、この表は法定点検の対象外の設備や、日常の確認に使う形が扱いやすくなります。

点検表は誰が保管しますか。

現場に月ごとに掲示し、月が終わったら班長が確認し、保全担当がまとめて保管する形が広く使われています。異常の記録が残っている月は、保全記録と一緒に綴じている工場もあります。

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