設備・保全

製造業向け 設備点検表テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月23日 / 全10項目

設備点検表は、設備が使える状態かどうかを毎日確かめて残す表です。多くの工場では、作業者が始業時に確認する形をとっています。

点検の目的は、異常を早く見つけることです。油が漏れている、音が違う、温度が高い。この段階で気づけば、止まる前に手を打てます。

このテンプレートは、判定の基準を項目ごとに書き、1か月ぶんを1枚で残す形にしたものです。

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ファイル形式

このテンプレートは誰向けですか

  • 始業時の点検を形だけにしたくない方
  • 判定の基準を項目ごとに決めておきたい方
  • 異常時の連絡先を表の中に入れたい方

どのような場面で使いますか

設備ごとに1か月に1枚使います。始業時に確認し、月が終わったら保全担当がまとめて保管する形です。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 点検項目
  • 判定の基準
  • 3(月)
  • 4(火)
  • 5(水)
  • 6(木)
  • 7(金)
  • 8(土)
  • 点検者
  • 異常の内容と処置

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

設備点検表.xlsx — 記入例の一部
設備点検表(日常点検) 【記入例】
工場・部署○○製作所 第2工場 加工課
設備名・管理番号NC旋盤 3号機(M-2103)
点検項目判定の基準3 (月)4 (火)5 (水)6 (木)7 (金)8 (土)点検者異常の内容と処置
油漏れ・水漏れ機械の下と周囲に漏れがない田村8/7 主軸下に油のにじみ。保全課へ連絡・8/8に増し締めで解消
異音・振動始動時と加工中に普段と違う音がない田村
油圧計の値3.5〜4.5 MPa の範囲内4.04.14.03.94.04.0田村数値を記入
潤滑油の量油面計の上限と下限の間田村8/5 補充
説明記入用記入例A4印刷用

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ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 14 KB
更新日2026年8月23日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。工場・部署・設備名・管理番号・年月などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

設備点検表に載せる項目

設備点検表に載せる項目は、設備の種類によって変わります。共通して置かれることが多いのは、次の6つです。

分類点検の内容
外観油漏れ、水漏れ、破損、ボルトの緩み
動作異音、振動、動きの滑らかさ
計器圧力、温度、油量が基準内か
安全装置非常停止、インターロック、カバー
清掃切りくずの除去、フィルターの状態
消耗品切削油、潤滑油、フィルターの残量

判定の基準を項目ごとに書いておくと、点検する人が変わっても同じ判断になります。「異常なし」だけの表では、何を見て異常なしとしたのかが伝わりません。

設備点検表を形だけにしない

設備点検は、印を入れるだけの作業になりやすい部分です。実務では、次の工夫をしている工場が多くあります。

  1. 数値を書く欄を1つか2つ入れる(油圧、温度など)
  2. 点検項目を10個以内に絞る
  3. 異常を見つけたときの連絡先を、表の中に書いておく

ポイントはここです。1つ目があると、見ないと書けない欄ができます。すべてを丸で済ませられる表は、見ずに書ける表でもあります。

異常を見つけたあとの流れ

設備点検で異常を見つけたときの流れを、表の中に書いておくと迷いません。実務では、次の形が広く使われています。

  • 軽微なもの(清掃で直る、消耗品の補充)は、その場で対応して記録する
  • 判断がつかないものは、保全担当へ連絡して設備を止める
  • 安全に関わるもの(安全装置の不良)は、必ず設備を止める

3つ目は、生産の都合で曖昧になりやすい部分です。止める判断は作業者が単独で行ってよい、と決めておくと、報告が上がりやすくなります。

設備点検表と保全記録のつながり

設備点検表は日々の確認、保全記録は行った整備の履歴です。この2つがつながっていると、故障の予兆をたどれます。

一般には、次の形にしている工場が多くあります。

  • 点検で異常を見つけたら、保全記録に依頼として記録する
  • 保全を行ったら、点検表の備考にその日を書く
  • 同じ項目で異常が繰り返される設備を、月ごとに確認する

3つ目は、更新や大きな整備を検討する材料になります。

よくある質問

法令で決められた点検はどう扱いますか。

フォークリフトやクレーン、プレス機械などは、労働安全衛生法に基づく点検が定められています。それらは専用の様式で管理し、この表は法定点検の対象外の設備や、日常の確認に使う形が扱いやすくなります。

点検表は誰が保管しますか。

現場に月ごとに掲示し、月が終わったら保全担当がまとめて保管する形が広く使われています。異常の記録が残っている月は、保全記録と一緒に綴じている工場もあります。

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