生産管理

製造業向け 段取り替え記録テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月23日 / 全11項目

段取り替え記録は、品種を切り替えるのにかかった時間を残す表です。加工そのものの時間は測っていても、段取りの時間は測っていない工場が少なくありません。

段取り時間は、設備が止まっている時間です。ここが長いと、小ロットの注文を受けにくくなります。逆に短くできれば、まとめて作る必要が減り、在庫も減らせます。

このテンプレートは、内段取りと外段取りを分けて残し、短縮の手がかりが見える形にしたものです。

段取り替え記録(Excel・PDF)を無料でダウンロード

会員登録は不要です。下のフォームを送信すると、その場でExcelファイルのダウンロードが始まります。

ファイル形式

このテンプレートは誰向けですか

  • 段取り時間を短くしたい製造技術の方
  • 内段取りと外段取りを分けて測りたい方
  • 小ロットの受注に対応できる体制を作りたい方

どのような場面で使いますか

対象の設備を絞り、期間を決めて測ります。改善が終わったら次の設備へ移す形が続けやすくなります。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 日付
  • 切替前品番
  • 切替後品番
  • 開始
  • 終了
  • 内段取(分)
  • 外段取(分)
  • 作業の内訳(分)
  • 試し加工回数
  • 延びた原因
  • 作業者

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

段取り替え記録.xlsx — 記入例の一部
段取り替え記録 【記入例】
工場・部署○○製作所 第2工場 加工課
設備NC旋盤 3号機
日付切替前 品番切替後 品番開始終了内段取 (分)外段取 (分)作業の内訳(分)試し加工 回数延びた原因作業者
8/3(月)SH-20BR-0510:3011:053512チャック交換12/芯出し8/試し加工10/測定53田村
8/4(火)BR-05CL-1114:2014:482810チャック交換10/芯出し8/試し加工6/測定42田村
8/5(水)CL-11SH-2013:1013:584815チャック交換12/芯出し10/試し加工18/測定85寸法が出ず試し加工を繰り返した田村
8/6(木)SH-20PN-039:4010:07278チャック交換10/芯出し7/試し加工6/測定42西野
説明記入用記入例A4印刷用

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 14 KB
更新日2026年8月23日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。工場・部署・設備・測定期間などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

内段取りと外段取りの違い

段取り替えの作業は、内段取りと外段取りに分かれます。

区分内容
内段取り設備を止めないとできない作業(金型の交換、芯出しなど)
外段取り設備が動いている間にできる作業(工具の準備、材料の運搬など)

この2つを分けて記録することが、段取り短縮の出発点になります。合計の時間だけを測っていると、どこを削れるかが見えません。

段取り時間を短くする順番

段取り時間の短縮は、決まった順番で進めると効果が出やすくなります。実務では、次の順が広く使われています。

  1. 内段取りと外段取りを分ける
  2. 内段取りの中で、外段取りに移せるものを移す
  3. 残った内段取りの作業そのものを短くする
  4. 調整(試し加工と測定の繰り返し)を減らす

ポイントはここです。4つ目がもっとも時間を食っていることが多くあります。位置決めの治具や目盛りを用意すると、試し加工の回数が減ります。

段取り替え記録に残す項目

段取り替え記録に残す項目は、次の5つです。

  • 切り替え前と後の品番
  • 開始と終了の時刻、内段取りと外段取りそれぞれの時間
  • 作業の内訳(金型交換、芯出し、試し加工、測定など)
  • 試し加工の回数
  • 予定より延びた場合の原因

試し加工の回数を残す欄は、忘れられがちです。回数が多い日と少ない日の違いを見ると、条件のばらつきに気づけます。

段取り替え記録を続けるために

段取り替え記録は、毎回書こうとすると負担になります。実務では、次の形にしている工場が多くあります。

  • 全部の切り替えではなく、対象の設備を絞って測る
  • 期間を決めて測り、改善したら次の設備へ移る
  • 作業の内訳は、あらかじめ印刷した項目に時間を書き込むだけにする

2つ目の形にすると、記録が目的にならずに済みます。測り続けること自体には価値がないため、改善が終わったら次へ移る形が現実的です。

よくある質問

全部の設備で測る必要はありますか。

段取りの回数が多い設備や、切り替えに時間がかかる設備から始める形が一般的です。全設備を同時に測ると記録が負担になり、続かなくなります。

外段取りの時間も測るのですか。

測っておくと、内段取りに移してしまっている作業に気づけます。ただし外段取りは設備が止まっていないため、短縮の優先度は内段取りより低くなります。

関連するテンプレート