製造業向け 作業手順書テンプレート
作業手順書は、その作業を「どの順で、どこに気をつけてやるか」を書いた文書です。新人教育の教材になり、品質のばらつきを抑える土台にもなります。
手順書が使われなくなるのは、書いた人しか読めない形になっているときです。専門用語だけで書かれた手順書は、新しく入った人が読めません。読めない手順書は、現場で誰も開きません。
このテンプレートは、ステップ・急所・品質・安全を1行にまとめ、写真や図を貼る欄を設けた形にしています。
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ファイルを取得するうまく開けないときは info@syojin.com までご連絡ください。
このテンプレートは誰向けですか
- 製造業で生産管理の書類を作成している方
- 担当になったばかりで、まず使える様式が欲しい方
- 今使っている様式を見直す参考にしたい方
どのような場面で使いますか
生産管理の場面で使います。Wordで自社の内容に書き換えて使います。記入用・記入例・説明の3部が1つのファイルに入っているので、使うときは記入用だけを残してください。
含まれる項目
このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。
- 作業名
- 工程番号
- 改訂番号
- 作成日
- 作成者・承認者
- 1 作業の概要
- 作業の範囲
- 標準作業時間
- 作業人数
- タクトタイム
- 1日の生産数
- 2 使用する設備・治具・工具
- 3 使用する材料
- 4 保護具・資格
- 5 作業手順
- 6 判定の基準
- 7 写真・図(貼付欄)
- 8 異常が起きたときの処置
- 9 改訂の履歴
文書のプレビュー
実際のファイルの記入例ページです。
| 作業手順書 【記入例】 | |
| 作業名 | ○○部品 フランジ溶接工程 |
| 工程番号 | P-0300 |
| 改訂番号 | 第2版 |
| 見出し | 内容 |
| 1 作業の概要 | |
| 2 使用する設備・治具・工具 | 区分・名称・型番・確認 |
| 3 使用する材料 | 品名・品番・規格・備考 |
| 4 保護具・資格 | 区分・内容 |
ファイル形式
| 形式 | Word(.docx) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Word 2016以降 / Googleドキュメント / LibreOffice Writer |
| 用紙 | A4縦・余白20mmで設定済み |
| 構成 | 本文 / 記入例 / 説明 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | Word 約 10 KB |
| 更新日 | 2026年8月23日 |
| 利用料 | 無料(会員登録は不要です) |
入力方法
- 記入例と説明のページを削除します。ファイルの2ページ目以降が見本と説明です。使うときは1枚目だけを残してください。
- 枠で囲った基本情報を埋めます。事業所名・日付・作成者を先に入れておくと、後から版を追えます。
- 本文の「○○」を自社の内容に置き換えます。置き換え漏れがないか、保存前に「○」で検索してください。
- 自社に無い条や項目は、まるごと削除します。実態と違う条文を残すと、そこを指摘されます。
- 日付と署名欄を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。
カスタマイズ方法
- 条や項目の追加・削除は自由です。保護はかけていないため、自社の運用に合わせて書き換えられます。
- 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
- 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーに足してください。用紙はA4縦・余白20mmで設定してあります。
- 条番号を足し引きしたときは、本文中の「第○条に定める」という引用がずれていないかを確認してください。
利用上の注意
- 労働安全衛生法は、危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づく措置を求めています。作業手順書は、その結果を作業のやり方に落とし込むための文書として広く用いられています。
- このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
- 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
- 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。
書き方と運用のポイント
作業手順書に書く事項
作業手順書に書く事項は、次のとおりです。
| 書くこと | 注意 |
|---|---|
| 作業の名称と範囲 | どこからどこまで |
| 使用する設備・治具・工具 | 型番まで |
| 使用する材料 | 品番と規格 |
| 保護具 | 作業ごとに |
| 資格・特別教育 | 必要なもの |
| 手順のステップ | 順番に |
| 急所 | なぜそうするか |
| 品質のポイント | 何を見るか |
| 危険と対策 | 具体的に |
| 異常時の処置 | 誰に連絡するか |
急所と品質のポイントを、分けて書く
製造の手順書では、急所(安全)と品質のポイントを分けて書きます。 同じ欄に混ぜると、どちらの理由でその手順なのかが分かりません。
急所は、けがを防ぐための理由です。品質のポイントは、不良を出さないための理由です。「ゆっくり下ろす」が安全のためなのか、傷を防ぐためなのかで、作業者の意識が変わります。
判断の基準は数字で書いてください。「しっかり締める」ではなく「トルクレンチで○N・m」と書きます。数字で書けないものは、限度見本を用意して参照させます。
写真を貼れる形にしておく
文字だけの手順書は、初めての人には伝わりません。難しいステップには写真を貼ってください。とくに、良品と不良品の見分け方は、写真がないと伝わりません。
手順書に写真を貼る欄をあらかじめ作っておくと、後から追加しやすくなります。このテンプレートでは、ステップの表の下に写真の欄を置いてあります。
作業や設備が変わったら、手順書も書き直します。改訂の履歴を末尾に残し、現場にある版が最新かどうかを確認できる形にしてください。