製造業向け 教育訓練計画書テンプレート
教育訓練計画書は、1年ぶんの教育を先に組んでおく文書です。安全衛生の法定教育と、技能・品質の社内教育を1枚にまとめると、実施漏れが減ります。
計画がないと起きるのは、法定教育の期限切れです。特別教育や能力向上教育には期限や周期があり、対象者が増えたり資格が更新の時期を迎えたりします。年の初めに一覧にしておけば、抜けません。
このテンプレートは、法定・技能・品質の3系統を月ごとに割り付け、実施の記録欄をあわせて持つ形にしています。
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このテンプレートは誰向けですか
- 製造業で労務・法定帳簿の書類を作成している方
- 担当になったばかりで、まず使える様式が欲しい方
- 今使っている様式を見直す参考にしたい方
どのような場面で使いますか
労務・法定帳簿の場面で使います。Wordで自社の内容に書き換えて使います。記入用・記入例・説明の3部が1つのファイルに入っているので、使うときは記入用だけを残してください。
含まれる項目
このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。
- 会社名
- 事業場名
- 対象年度
- 作成者・承認者
- 1 法定教育(該当者が出たときに実施するもの)
- 2 年間の実施計画
- 3 技能教育(多能工化)の計画
- 4 資格の取得・更新の計画
- 5 評価の方法
- 6 実施の記録
- 7 計画の見直し
文書のプレビュー
実際のファイルの記入例ページです。
| 年間教育訓練計画書 【記入例】 | |
| 会社名 | 株式会社○○製作所 |
| 事業場名 | 本社工場 |
| 対象年度 | 令和8年度(令和8年4月から令和9年3月) |
| 前文 | この計画は、当工場における令和8年度の教育訓練について、実施の時期、対象者、内容を定めるものである。実施のたびに記録を作… |
| 見出し | 内容 |
| 1 法定教育(該当者が出たときに実施するもの) | 教育・対象・時期・担当 |
| 2 年間の実施計画 | 月・教育の名称・区分・対象・時間・講師 |
| 3 技能教育(多能工化)の計画 | 習得の段階は、見学 → 補助 → 指導のもとで実施 → 単独で実施 の4段階で評価する。 |
| 4 資格の取得・更新の計画 | 資格・対象者・取得・更新の時期・費用の負担 |
ファイル形式
| 形式 | Word(.docx) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Word 2016以降 / Googleドキュメント / LibreOffice Writer |
| 用紙 | A4縦・余白20mmで設定済み |
| 構成 | 本文 / 記入例 / 説明 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | Word 約 10 KB |
| 更新日 | 2026年8月23日 |
| 利用料 | 無料(会員登録は不要です) |
入力方法
- 記入例と説明のページを削除します。ファイルの2ページ目以降が見本と説明です。使うときは1枚目だけを残してください。
- 枠で囲った基本情報を埋めます。事業所名・日付・作成者を先に入れておくと、後から版を追えます。
- 本文の「○○」を自社の内容に置き換えます。置き換え漏れがないか、保存前に「○」で検索してください。
- 自社に無い条や項目は、まるごと削除します。実態と違う条文を残すと、そこを指摘されます。
- 日付と署名欄を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。
カスタマイズ方法
- 条や項目の追加・削除は自由です。保護はかけていないため、自社の運用に合わせて書き換えられます。
- 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
- 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーに足してください。用紙はA4縦・余白20mmで設定してあります。
- 条番号を足し引きしたときは、本文中の「第○条に定める」という引用がずれていないかを確認してください。
利用上の注意
- このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
- 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
- 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。
書き方と運用のポイント
教育訓練計画書に書く事項
教育訓練計画書に書く事項は、次のとおりです。
| 書くこと | 注意 |
|---|---|
| 法定教育の一覧 | 期限・周期のあるもの |
| 技能教育 | 多能工化の計画 |
| 品質教育 | 検査・不具合対応 |
| 月ごとの割り付け | 繁忙期を避ける |
| 対象者と人数 | — |
| 時間と講師 | 社内か社外か |
| 評価の方法 | 理解できたかの確認 |
| 実施の記録 | 3年間保存 |
法定教育を、先に埋める
年間計画では、法定教育を先に埋めてから、社内教育を配置します。 逆にすると、期限のあるものが後回しになります。
法定教育には、雇入れ時教育、作業内容変更時教育、特別教育、職長等教育、能力向上教育があります。このうち、雇入れ時と作業内容変更時は、該当者が出たときに実施するので、年間計画には枠だけを置きます。
特別教育は、対象となる業務に就く前に実施します。新しい設備を導入する予定があるなら、その前に組み込んでください。
評価の方法を、決めておく
「実施した」だけでは、身についたかが分かりません。理解度を確認する方法を決めてください。
理解度テスト、実技の確認、レポートの提出、上長による確認。方法は何でも構いませんが、記録に残る形にしてください。
理解が不十分だった人には、再教育を行います。再教育の記録も残します。監査では、教育の実施だけでなく、有効性の評価まで見られることがあります。