品質管理

製造業向け 品質マニュアルテンプレート

Word(.docx) / 最終更新:2026年8月23日 / 全20項目

品質マニュアルは、会社として品質をどう管理するかを定めた最上位の文書です。ISO9001の認証を取る場合に作りますが、認証の有無にかかわらず、顧客監査で提示を求められることがあります。

マニュアルが形だけになるのは、規格の文言をそのまま写しただけのときです。自社の実際の流れが書かれていないと、監査で「これは実態ですか」と聞かれます。

このテンプレートは、規格の構成に沿いつつ、自社の実務を書き込める形にしたものです。

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このテンプレートは誰向けですか

  • 製造業で品質管理の書類を作成している方
  • 担当になったばかりで、まず使える様式が欲しい方
  • 今使っている様式を見直す参考にしたい方

どのような場面で使いますか

品質管理の場面で使います。Wordで自社の内容に書き換えて使います。記入用・記入例・説明の3部が1つのファイルに入っているので、使うときは記入用だけを残してください。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 会社名
  • 版数
  • 制定日
  • 改訂日
  • 管理番号
  • 第1章 適用の範囲
  • 対象とする事業
  • 対象とする拠点
  • 対象とする工程
  • 適用を除外する事項
  • 第2章 品質方針及び品質目標
  • 第3章 組織、責任及び権限
  • 第4章 文書及び記録の管理
  • 第5章 顧客に関する業務
  • 第6章 購買
  • 第7章 製造の管理
  • 第8章 検査
  • 第9章 不適合品の処置
  • 第10章 是正処置
  • 第11章 内部監査及びマネジメントレビュー

文書のプレビュー

実際のファイルの記入例ページです。

品質マニュアル.docx — 記入例の一部
品質マニュアル 【記入例】
会社名株式会社○○製作所
版数第3版
制定日令和6年4月1日
前文このマニュアルは、株式会社○○製作所(以下「当社」という。)における品質マネジメントシステムについて定め、顧客の要求を満…
見出し内容
第1章 適用の範囲
第2章 品質方針及び品質目標品質目標は、毎年度の初めに社長が定め、全従業員に周知する。目標は数値で表し、四半期ごとに達成状況を確認する。
第3章 組織、責任及び権限役割・担当(代行)・責任と権限
第4章 文書及び記録の管理品質に関する文書は、発行の前に権限を持つ者が承認する。
本文記入例説明

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ファイル形式

形式Word(.docx)
対応Microsoft Word 2016以降 / Googleドキュメント / LibreOffice Writer
用紙A4縦・余白20mmで設定済み
構成本文 / 記入例 / 説明
マクロ使用していません
ファイルサイズWord 約 11 KB
更新日2026年8月23日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 記入例と説明のページを削除します。ファイルの2ページ目以降が見本と説明です。使うときは1枚目だけを残してください。
  2. 枠で囲った基本情報を埋めます。事業所名・日付・作成者を先に入れておくと、後から版を追えます。
  3. 本文の「○○」を自社の内容に置き換えます。置き換え漏れがないか、保存前に「○」で検索してください。
  4. 自社に無い条や項目は、まるごと削除します。実態と違う条文を残すと、そこを指摘されます。
  5. 日付と署名欄を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。

カスタマイズ方法

  • 条や項目の追加・削除は自由です。保護はかけていないため、自社の運用に合わせて書き換えられます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーに足してください。用紙はA4縦・余白20mmで設定してあります。
  • 条番号を足し引きしたときは、本文中の「第○条に定める」という引用がずれていないかを確認してください。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

品質マニュアルに書く事項

品質マニュアルに書く事項は、次のとおりです。

内容
1適用の範囲
2品質方針と目標
3組織と責任・権限
4文書及び記録の管理
5顧客に関する業務
6購買
7製造の管理
8検査
9不適合品の処置
10是正処置
11内部監査とマネジメントレビュー

責任と権限を、役職で書く

マニュアルで曖昧になりやすいのが、誰が決めるかです。 「品質責任者が判断する」だけでは、その人が不在のときに止まります。

代行する者まで書いてください。「品質保証課長。不在の場合は製造部長」という形です。とくに、出荷の可否や不適合品の処置は、判断が止まると生産が止まります。

特別採用(不適合と分かったうえで使う判断)の権限は、必ず書いておいてください。誰でもできる状態にしておくと、あとで説明がつきません。

記録の保存期間を、一覧にする

記録は作るだけでなく、決めた期間保存する必要があります。種類ごとに保存期間を一覧にしておくと、監査で一度に示せます。

製品の性質によって、必要な期間は変わります。自動車部品では10年、一般の産業機械では5年といった例があります。顧客との契約で定められている場合は、そちらが優先されます。

マニュアルは、実態が変わったら改訂します。年に1回のマネジメントレビューの機会に、内容と実態が合っているかを確認してください。

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