品質管理

製造業向け 検査成績書テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月23日 / 全34項目

検査成績書は、作った製品が規格どおりであることを示す書類です。取引先へ製品と一緒に提出することが多く、社外に出る書類でもあります。

様式は取引先から指定される場合もあれば、自社で用意する場合もあります。指定がない場合は、品番・ロット・検査項目・規格値・実測値・判定という並びが広く使われています。

このテンプレートは、その並びに加えて、使用した測定器と校正の状態を書ける形にしたものです。

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ファイル形式

このテンプレートは誰向けですか

  • 製品と一緒に提出する成績書を整えたい方
  • 測定器の校正状態まで示したい方
  • 材料ロットまでたどれる形にしたい方

どのような場面で使いますか

出荷のロットごとに作成します。取引先の指定様式がある場合は、社内の控えとして併用する形になります。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 品名
  • 品番
  • 注文番号
  • 製造ロット番号
  • 数量
  • 製造日
  • 材料
  • 材料ロット番号
  • 検査方式
  • 抜き取りの根拠
  • 検査項目1
  • 規格
  • 実測値1
  • 判定1
  • 検査項目2
  • 実測値2
  • 判定2
  • 検査項目3
  • 実測値3
  • 判定3
  • 検査項目4
  • 実測値4
  • 判定4
  • 検査項目5
  • 実測値5
  • 判定5
  • 使用測定器1
  • 校正期限
  • 使用測定器2
  • 使用測定器3
  • 総合判定
  • 検査員
  • 承認
  • 承認日

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

検査成績書.xlsx — 記入例の一部
検査成績書 【記入例】
提出先○○重工業株式会社 調達部
発行日2026年8月14日
項目記入欄項目記入欄
品名シャフト品番SH-20
注文番号PO-2026-08-115製造ロット番号L260812-3
数量2,400 本製造日2026/8/12
材料S45C材料ロット番号M-260728-A
説明記入用記入例A4印刷用

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 13 KB
更新日2026年8月23日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。提出先・発行日・発行者などの欄を先に入れておくと、後から探すときの手がかりになります。
  2. 項目を上から順に埋めます。記入例シートに書き方の例が入っています。
  3. 該当しない項目には「該当なし」と入れます。空欄のままだと、書き忘れなのか該当が無いのかが後から判別できません。
  4. 提出前に日付と氏名を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。
  5. 控えを保存します。ファイル名に日付を入れておくと、後から経過を追えます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

検査成績書に載せる項目

検査成績書に載せる項目は、次の4つに整理できます。

項目
何についての成績か品名、品番、注文番号、ロット番号、数量、製造日
何を測ったか検査項目、規格値、上下限
結果実測値、判定、測定した個数
誰がどう測ったか検査員、測定器の名称と管理番号、校正期限

測定器の管理番号と校正期限を載せると、成績書の信頼性が上がります。数値だけが並んでいると、何で測ったかが分かりません。

検査成績書の実測値の書き方

検査成績書の実測値は、書き方によって意味が変わります。実務では、次の形が使われています。

  1. 抜き取った個数ぶんの実測値をすべて並べる
  2. 最大値・最小値・平均値を書く
  3. 全数検査の場合は、判定だけを書く

ポイントはここです。取引先が求めているのがどれかを、最初に確認しておくと作り直しが減ります。指定がない場合は、2つ目の形が読みやすく、紙も1枚に収まります。

検査成績書とロットの追跡

検査成績書は、あとから製品をたどるときの起点になります。客先で問題が起きたとき、どのロットで、どんな数値だったかを確認することになります。

一般には、次の情報でつないでいる工場が多くあります。

  • ロット番号(製造日と設備が分かる形)
  • 材料のロット番号(受入検査記録とつながる)
  • 使用した設備と作業者(作業日報とつながる)

3つ目まで残しておくと、同じ条件で作った他のロットを絞り込めます。追跡の範囲が狭くなると、回収の規模も小さくなります。

検査成績書の保存

検査成績書の保存期間は、法令で一律に定められているわけではありません。取引先との取り決めや、製品の使用期間をもとに決めている工場が多くあります。

自動車や航空の分野では、長期間の保存を求められることがあります。取引基本契約書や品質保証協定書に記載がある場合は、そちらに従う形になります。

検査成績書を発行するまでの流れ

検査成績書は、発行までの流れを決めておくと出荷が滞りません。

実務では、次の順で進めている工場が多くあります。

  1. 最終検査で測定し、社内の検査記録に残す
  2. 検査記録から成績書の様式へ数値を転記する
  3. 検査員が内容を確認し、責任者が承認する
  4. 製品に添えるか、電子で送付する

2つ目の転記で間違いが入りやすくなります。検査記録の様式と成績書の項目の順番をそろえておくと、写し間違いが減ります。

承認を誰が行うかは、あらかじめ決めておく形が確実です。承認者が不在のときの代理も決めておくと、出荷が止まりません。

よくある質問

取引先の様式がある場合はどうしますか。

指定様式がある場合は、そちらで提出する形になります。社内の控えとして自社の様式を併用し、必要な項目を同じ内容で持たせている工場もあります。

全数検査の場合も実測値を書きますか。

全数の数値を載せると紙が膨大になるため、判定と代表値を書く形が一般的です。全数の記録は社内の検査記録に残し、成績書には要約を載せる形が広く使われています。

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