品質管理

製造業向け 検査成績書テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年9月15日 / 全34項目

検査成績書は、作った製品が規格どおりであることを示す書類です。取引先へ製品と一緒に提出することが多く、社外に出る書類でもあります。

様式は取引先から指定される場合もあれば、自社で用意する場合もあります。指定がない場合は、品番・ロット・検査項目・規格値・実測値・判定という並びが広く使われています。

このテンプレートは、その並びに加えて、使用した測定器と校正の状態を書ける形にしたものです。

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ハイフンはあり・なしどちらでもかまいません。

このテンプレートは誰向けですか

  • 製品と一緒に提出する成績書を整えたい方
  • 測定器の校正状態まで示したい方
  • 材料ロットまでたどれる形にしたい方

どのような場面で使いますか

出荷のロットごとに作成します。取引先の指定様式がある場合は、社内の控えとして併用する形になります。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 品名
  • 品番
  • 注文番号
  • 製造ロット番号
  • 数量
  • 製造日
  • 材料
  • 材料ロット番号
  • 検査方式
  • 抜き取りの根拠
  • 検査項目1
  • 規格
  • 実測値1
  • 判定1
  • 検査項目2
  • 実測値2
  • 判定2
  • 検査項目3
  • 実測値3
  • 判定3
  • 検査項目4
  • 実測値4
  • 判定4
  • 検査項目5
  • 実測値5
  • 判定5
  • 使用測定器1
  • 校正期限
  • 使用測定器2
  • 使用測定器3
  • 総合判定
  • 検査員
  • 不合格があったときの処置
  • 関連する報告番号

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

検査成績書.xlsx — 下のタブでシートを切り替えられます
検査成績書
提出先
発行日
発行者
管理番号
項目記入欄項目記入欄
① 何を検査したか(品質保証が書く)
品名品番
注文番号製造ロット番号
数量製造日
材料材料ロット番号
検査方式抜き取りの根拠
② 検査の結果(検査記録から写す。この用紙で測らない)
検査項目1規格
実測値1判定1
検査項目2規格
実測値2判定2
検査項目3規格
実測値3判定3
検査項目4規格
実測値4判定4
検査項目5規格
実測値5判定5
③ 使った測定器(校正期限が切れていないことを確かめる)
使用測定器1校正期限
使用測定器2校正期限
使用測定器3校正期限
④ 総合判定と承認(承認が出るまで出荷しない)
総合判定検査員
不合格があったときの処置関連する報告番号
検査員確認(検査担当)承認(品質保証課長)
備考
商い屋 製造 https://seizo.akinaiya.com (2026-09-15 版)

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 14 KB
更新日2026年9月15日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。提出先・発行日・発行者などの欄を先に入れておくと、後から探すときの手がかりになります。
  2. 項目を上から順に埋めます。記入例シートに書き方の例が入っています。
  3. 該当しない項目には「該当なし」と入れます。空欄のままだと、書き忘れなのか該当が無いのかが後から判別できません。
  4. 提出前に日付と氏名を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。
  5. 控えを保存します。ファイル名に日付を入れておくと、後から経過を追えます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

検査成績書に載せる項目

検査成績書に載せる項目は、次の4つに整理できます。

層項目
何についての成績か品名、品番、注文番号、ロット番号、数量、製造日
何を測ったか検査項目、規格値、上下限
結果実測値、判定、測定した個数
誰がどう測ったか検査員、測定器の名称と管理番号、校正期限

測定器の管理番号と校正期限を載せると、成績書の信頼性が上がります。数値だけが並んでいると、何で測ったかが分かりません。

検査成績書の実測値の書き方

検査成績書の実測値は、書き方によって意味が変わります。実務では、次の形が使われています。

  1. 抜き取った個数ぶんの実測値をすべて並べる
  2. 最大値・最小値・平均値を書く
  3. 全数検査の場合は、判定だけを書く

ポイントはここです。取引先が求めているのがどれかを、最初に確認しておくと作り直しが減ります。指定がない場合は、2つ目の形が読みやすく、紙も1枚に収まります。

検査成績書とロットの追跡

検査成績書は、あとから製品をたどるときの起点になります。客先で問題が起きたとき、どのロットで、どんな数値だったかを確認することになります。

一般には、次の情報でつないでいる工場が多くあります。

  • ロット番号(製造日と設備が分かる形)
  • 材料のロット番号(受入検査記録とつながる)
  • 使用した設備と作業者(作業日報とつながる)

3つ目まで残しておくと、同じ条件で作った他のロットを絞り込めます。追跡の範囲が狭くなると、回収の規模も小さくなります。

検査成績書の保存

検査成績書の保存期間は、法令で一律に定められているわけではありません。取引先との取り決めや、製品の使用期間をもとに決めている工場が多くあります。

自動車や航空の分野では、長期間の保存を求められることがあります。取引基本契約書や品質保証協定書に記載がある場合は、そちらに従う形になります。

検査成績書を発行するまでの流れ

検査成績書は、発行までの流れを決めておくと出荷が滞りません。

実務では、次の順で進めている工場が多くあります。

  1. 最終検査で測定し、社内の検査記録に残す
  2. 検査記録から成績書の様式へ数値を転記する
  3. 検査員が内容を確認し、責任者が承認する
  4. 製品に添えるか、電子で送付する

2つ目の転記で間違いが入りやすくなります。検査記録の様式と成績書の項目の順番をそろえておくと、写し間違いが減ります。

承認を誰が行うかは、あらかじめ決めておく形が確実です。承認者が不在のときの代理も決めておくと、出荷が止まりません。

不合格が出たとき、その品物をどうするか

検査成績書は合格したものに付ける書類です。合格しなかったものをどう扱うかを決めていないと、除外した品物が現場に残ります。

この様式では、使い方の決まりを「説明」シートに書いています。

  • 1項目でも不合格があれば、総合判定は不合格
  • その品物は出荷せず、不適合品報告書に移して隔離する
  • 総合判定が合格でも、除外した品物があれば報告番号を書く

「合格だが3本除外した」を書ける欄を持たせておきます。数量だけが合っていて中身が説明できない状態を防げます。

承認が出るまで出荷しない

いちばん下に検査員・確認・承認の欄を置いています。承認の欄が空のものは出荷しない、と決めておきます。

承認者が不在のときの代理も、あらかじめ決めておきます。決めていないと、出荷を優先して承認を後回しにする形が常態になります。

よくある質問

取引先の様式がある場合はどうしますか。

指定様式がある場合は、そちらで提出する形になります。社内の控えとして自社の様式を併用し、必要な項目を同じ内容で持たせている工場もあります。

全数検査の場合も実測値を書きますか。

全数の数値を載せると紙が膨大になるため、判定と代表値を書く形が一般的です。全数の記録は社内の検査記録に残し、成績書には要約を載せる形が広く使われています。

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