品質管理

製造業向け 管理図 記入用紙

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年9月22日 / 全12項目

管理図は、測った値を時間の順に打っていき、上下に引いた線からはみ出していないかを見る図です。工場の壁に貼ってあるのをよく見かけます。

使われ方でいちばん多い取り違えが、上下の線を規格の線だと思うことです。管理限界線は工程のばらつきから計算する線で、合否の線ではありません。規格に全部入っていても管理図では異常になることがあります。

この用紙は、測ったその場で現場の人が点を打てる形にしたものです。異常と判定したときに、その日の条件を書き残す欄を付けています。

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ハイフンはあり・なしどちらでもかまいません。

このテンプレートは誰向けですか

  • 不良が出る前の変化に気づきたい方
  • 規格の合否と工程の異常を分けて見たい方
  • 現場でその場で点を打てる用紙がほしい方

どのような場面で使いますか

1組4個か5個を、同じ条件で連続して取ります。異常のときは、その日の条件を右の欄に書きます。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 組番号
  • 日付
  • 時刻
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 平均
  • 範囲
  • 判定
  • 条件の記録(異常のときは必ず)

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

管理図 記入用紙.xlsx — 下のタブでシートを切り替えられます
管理図 記入用紙
工場・部署
管理線(工程のばらつきから計算。規格値ではない)
組
番号
日付時刻123
(空欄があと13行つづきます)
記入者
備考
商い屋 製造 https://seizo.akinaiya.com (2026-09-22 版)

このプレビューは左から6列まで(実際は12列)を表示しています。ダウンロードするファイルには全部入っています。

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ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 15 KB
更新日2026年9月22日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。工場・部署・製品・特性・管理線(工程のばらつきから計算。規格値ではない)などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

管理図の記入用紙に要る欄

この用紙は、上段に測定値、下段に管理線と条件の記録を置いています。

欄中身
組番号・日時いつ取った組か
測定値同じ条件で連続して取った4個か5個
平均・範囲その組の平均と、最大から最小を引いた値
管理線中心線と上下の管理限界線。工程のばらつきから計算する
条件の記録材料ロット、作業者、設備の調整、気温

管理限界線と規格線を同じ図に混ぜないようにします。「線を超えた」という会話が、どちらの線の話か分からなくなります。

管理図は平均と範囲を2段で見る

平均だけを見ていると、ばらつきが広がっていることに気づけません。範囲だけを見ていると、全体がずれていることに気づけません。

2段そろって初めて読めます。用紙は上下に並べる形にしています。

1組は4個か5個です。同じ条件で連続して取れた分を1組にします。朝と夕方の値を混ぜて1組にすると、ばらつきの中に時間の差が入り込んで、線が広がります。

管理図の異常は、線を超えることだけではない

線の中にあっても、並び方に癖があれば異常です。

中心線の片側に続けて並ぶ、続けて上がる、続けて下がる、上下に規則正しく揺れる。どれも工程が変わった合図で、不良が出る前に出ます。

片側に何点続いたら見に行くか、自社の目安を決めて用紙の下に印刷しておきます。線を超えるのを待っていると、超えたときにはすでに不良が出ています。

管理図の線を引き直す時期を決める

工程を改善してばらつきが小さくなったら、古い線のままでは異常を捉えられません。

設備や条件を大きく変えたとき、半年に1回など、引き直す時期を決めておきます。引き直したら、いつ引き直したかを用紙に書きます。

点が中心から少し外れるたびに設備を調整すると、かえってばらつきが大きくなります。普段のばらつきの範囲なら触らない。これが管理図を使う理由の1つです。

全部の工程で作る必要はありません。1つの職場で3枚から5枚あれば十分に働きます。不具合が出ている工程と、顧客に届く特性から始めると、見る理由のある図だけが残ります。朝礼で30秒だけ前日の図を見る場を決めておくと、貼りっぱなしになりません。

よくある質問

管理限界線は規格値から計算するのですか。

違います。工程のばらつきから計算します。規格線は図面や顧客が決めた合否の線で、製品1個ごとの判定に使うものです。別のものなので、同じ図に混ぜないようにします。

全部規格内なのに異常と出ました。

矛盾ではありません。不良はまだ出ていないが、工程に何かが起きているという意味です。むしろ不良が出る前に気づけた状態なので、その日の条件を記録して原因を探します。

1日1点しか取れない工程では使えますか。

平均も範囲も出せないため、そのままでは向きません。測った値を時間順に並べた折れ線にして、傾向だけを見る形になります。線を引かなくても、上がり続けていることは読めます。

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