金型管理台帳の作り方|寿命とショット数の管理

公開 2026年9月3日/更新 2026年10月3日

商い屋 製造 編集部法令の原文と省庁の資料で確認:2026年10月3日
目次11項目

「あの型はどこにあるか」を、その場にいる人に聞いて探す。段取り替えのたびに、この時間が積み上がります。

一般には、型に番号が付いていて、棚の場所も決まっています。それでも、前に使った人が別の場所へ戻していることがあります。

とはいえ、所在だけを追っても寿命は分かりません。所在と実績を1つの台帳で持つと、使い方まで見えてきます。

ポイントはここです。金型管理台帳は、数え方を1つに決めることで寿命が読める台帳になります。

ここでは、何を追う台帳なのか、登録する項目、ショット数の追い方、そして生産の計画へのつなぎ方までを順に整理します。

金型管理台帳とは何を追う台帳か

金型管理台帳は、型の所在・使用の実績・修理の履歴をまとめた台帳です。1本の型を長く使うため、この3つが要ります。

そのうえで、どれか1つだけでは足りません。所在だけなら在庫表、実績だけなら生産の記録で済みます。

  • どこにある保管の場所と所在
  • どれだけ使ったショット数と稼働
  • どう直した修理と手入れの履歴
金型管理台帳は、所在・実績・履歴の3つを追う

3つがそろうと、次に何をすべきかが読めます。そのうえで、日々の段取りにも効きます。

段取り替えの時間を短くする

型を探す時間は、段取り替えの中で見えにくい部分です。作業時間として記録されず、誰も数えていません。

所在が台帳で分かると、段取りの時間が短くなります。

寿命の見通しを立てる

型には、設計上の使用回数の目安があります。累計のショット数を追っていると、残りが読めます。

そのうえで、作り直しの手配には期間がかかります。使えなくなってから動くと、生産が止まります。

見通しがあると、前もって動けます。

修理の履歴で使い方を見直す

同じ箇所を何度も直している型があります。履歴が残っていないと、この繰り返しに気づきません。

そのうえで、原因が使い方にあることもあります。成形の条件、取り出しの方法、清掃の頻度。

履歴を並べると、直すべき先が見えます。

金型管理台帳に登録する項目

金型管理台帳は、型を特定する情報から始めて、実績と履歴を積み上げます。最初の登録で決まる部分が多くあります。

  1. 1 型の番号 社内で一意に
  2. 2 対象の製品 品番と図番
  3. 3 所有の区分 自社か預かりか
  4. 4 保管の場所 棚と段の番号
  5. 5 ショット数 累計と寿命の目安
  6. 6 履歴 修理と手入れ
型を特定してから、実績と履歴を積み上げる

前半の3つは、登録のときに決まります。そのうえで、後半は使いながら積み上がります。

列書く内容気をつけるところ
型番号社内の一意な番号型に刻印か札を付ける
品番作る製品の品番図面の改訂も
所有の区分自社・預かり預かりは顧客名も
使う設備成形機や機械型に合う設備の指定
保管の場所棚と段の番号移したら更新する
累計ショット数数え方を統一更新の担当を決める
寿命の目安設計上の回数根拠も書く
修理の履歴日付と内容と費用別紙にしてもよい
最終使用日前回使った日長く使っていない型が分かる

右の列は、実際に台帳が止まる原因になっている部分です。そのうえで、最後の列は使っていない型を見つける手がかりになります。

型に番号の札か刻印を付ける

台帳に番号があっても、型のほうに無ければつながりません。現物を見て、どの行なのかが分かる形にします。

そのうえで、刻印か金属の札を付けます。紙のラベルは、油や熱で読めなくなります。

番号が読めなくなった型は、台帳から特定できません。

使わない型を洗い出す

最終使用日の列を見ると、長く動いていない型が分かります。製造をやめた製品の型が、置き場を占めていることがあります。

使っていない型を洗い出すと、置き場が空きます。

修理の履歴は別紙にしてもよい

修理の記録は、行数が増えていきます。台帳の1行に収めようとすると、書ききれません。

そのうえで、型ごとの履歴を別紙にします。台帳には修理の回数と直近の日付だけを持ちます。

別紙の番号を台帳に書いておくと、たどれます。

金型管理台帳でショット数をどう追うか

金型管理台帳の中で、いちばん止まりやすいのがショット数の列です。追い方によって、続くかどうかが分かれます。

  • 成形機のカウンター 5手がかからない
  • 作業日報から積む 4日報が前提
  • 段取り替えのときに記入 3型を外すたび
  • 月に1回まとめて 2ずれが出やすい
  • 気づいたときに 1止まる
ショット数の追い方と、続きやすさの目安

上に行くほど、人の手がかかりません。そのうえで、設備に合わせて選びます。

数え方を1つに決める

ショット数と生産数が同じとは限りません。1回の成形で複数の製品が取れる型があります。

そのうえで、どちらで数えるかを決めます。型の寿命はショット数で決まるので、ショット数で持ちます。

決めていないと、人によって違う数字が入ります。

更新の担当と周期を決める

誰がいつ更新するかを決めておきます。段取り替えのときに外す人が書く形が続きやすくなります。

更新の担当を決めておくと、台帳が止まりません。

寿命の何割かで手入れをする

寿命の目安まで使い切ってから直すと、生産が止まります。何割かの時点で、手入れの予定を入れます。

そのうえで、割合は型によって変えます。消耗の早い部分がある型は、早めに見ます。

台帳に次の手入れの予定を書く列を作ると、忘れません。

金型管理台帳と治工具管理台帳の分け方

金型管理台帳と治工具管理台帳は、追うものが違います。1つの台帳にまとめると、どちらも中途半端になります。

金型管理台帳

  • 寿命とショット数を追う
  • 数が少なく長く使う
  • 修理の履歴が重い
  • 預かり型がある

治工具管理台帳

  • 所在と点検を追う
  • 数が多く入れ替わる
  • 摩耗と欠けを見る
  • 貸し出しの記録が要る
寿命を追う台帳と、所在を追う台帳で分かれる

左は1本ずつ追う台帳です。そのうえで、右は数が多く、まとめて扱う形になります。

治工具は貸し出しの記録を作る

治工具は、持ち出されたまま戻らないことがあります。誰が持ち出したかの記録が要ります。

そのうえで、返却の確認も入れます。貸し出しだけ記録して返却を見ないと、所在が分かりません。

札を置いていく形でも、記録として成り立ちます。

摩耗の限度を決めておく

刃物や治具は、摩耗して精度が落ちます。どこまで使えるかの限度を決めておきます。

そのうえで、限度を超えたものは使えない場所に移します。使える棚に混ざっていると、そのまま使われます。

限度の判断に使うゲージがあると、迷いません。

数量の多いものはまとめて管理する

同じ治具が何十本もある場合、1本ずつ台帳に載せると重くなります。種類ごとに数量で管理する形にします。

そのうえで、精度が求められるものは個体で追います。検査に使う治具や、校正が要るものが該当します。

まとめるものと個体で追うものを、先に分けておきます。

金型管理台帳で預かり型をどう扱うか

金型管理台帳には、顧客から預かっている型も載ります。自社の型と同じ扱いにすると、返却のときに困ります。

  1. 所有の区分が台帳にあるか はい次へ いいえ列を作る
  2. 保管の場所が分かるか はい次へ いいえ場所を登録する
  3. 状態を定期に確かめているか はい次へ いいえ確認の周期を決める
  4. 返却の記録が残る形か はい扱える形になっている いいえ受領と返却の欄を作る

所有の区分と保管の場所を先に、確認と返却を後に置く

預かり型を扱う順序

上の2つは登録のときに決まります。そのうえで、下の2つは運用の中で回します。

預かり型の一覧を出せる形にする

顧客から「預けている型の状況を教えてほしい」と言われることがあります。台帳から所有の区分で絞り込めると、すぐ出せます。

そのうえで、顧客ごとにも絞れる形にします。預かり先が複数あると、混ざります。

一覧に保管の場所と最終使用日を入れておくと、そのまま報告できます。

保管の状態を定期に確かめる

長く使っていない預かり型が、錆びていることがあります。返却を求められたときに、その状態で返すことになります。

状態を定期に確かめると、返却のときに困りません。

返却と廃棄は書面で残す

預かり型を返すとき、受け渡しの記録を残します。いつ、どの型を、誰に渡したか。

そのうえで、廃棄する場合は事前に承諾を得ます。顧客の資産なので、こちらの判断では処分できません。

書面が無いと、後から所在を問われたときに答えられません。

金型管理台帳を止まらない形にする

金型管理台帳は、作った後に更新が止まることがよくあります。止まる理由は、だいたい決まっています。

  • 更新の担当がいない誰も書かない
  • 場所を移して書かない所在がずれる
  • 列が多い空欄が増える
3つのうち、いちばん多いのは場所を移して書かないこと

3つとも、作るときに手を打てる部分です。そのうえで、いちばん多いのは真ん中です。

移したときに書く形にする

台帳を事務所のパソコンでしか開けないと、現場で書けません。型を移した人が、その場で更新できる形にします。

そのうえで、紙の台帳を置き場に置く形もあります。後で入力する形にすると、その間ずれます。

書く場所と、動く場所を近づけます。

列を絞る

列が多いと、埋まらない欄が増えます。空欄が並ぶ台帳は、見なくなります。

そのうえで、要る列だけに絞ります。使っていない列は、思い切って落とします。

後から足すのは簡単です。

棚の表示と台帳をそろえる

棚に付いている番号と、台帳に書いてある番号が違うことがあります。どちらが正しいのか分からないまま、両方が残ります。

棚の表示と台帳をそろえると、探す時間が消えます。

そのうえで、棚の番号を変えたときは台帳も直します。

金型管理台帳と保管の手入れの記録

金型管理台帳は、保管の手入れの記録ともつながります。外してから戻すまでの流れの中に、台帳の記入を入れます。

  1. 1 使用の終了 型を外す
  2. 2 清掃 樹脂や切りくずを落とす
  3. 3 点検 欠けと摩耗を見る
  4. 4 錆止め 防錆剤を塗る
  5. 5 保管 決めた棚に戻す
  6. 6 台帳に記入 所在と状態を更新
外してから戻すまでを1つの流れにして、台帳で閉じる

最後の記入まで含めて、1つの作業にします。そのうえで、途中で終わると次に使うときに困ります。

外した直後に清掃する

時間が経つと、樹脂や切りくずが固まります。落とすのに時間がかかり、傷を付けることもあります。

外した直後に清掃すると、次に使うときの手間が減ります。

そのうえで、清掃の道具を型の置き場の近くに置きます。

点検の結果を台帳に残す

清掃のときに、欠けや摩耗が見えます。その場で見たことを、台帳に残します。

そのうえで、次に使うときの注意にもなります。「入れ子に傷あり」と書いてあれば、使う前に確かめます。

軽い傷のうちに気づくと、直す範囲が小さく済みます。

見たけれど問題が無かったことも、記録の価値があります。いつ見たかが分かると、次に見る時期も決まります。

長期の保管は周期を決めて見る

長く使わない型は、そのままにしておくと錆びます。防錆剤を塗っていても、時間とともに落ちます。

長期の保管も周期を決めて見ると、使えなくなりません。

そのうえで、半年に1回など周期を決めて台帳に予定を入れます。

保管の環境を整える

湿気の多い場所に置くと、錆が進みます。屋外や、屋根だけの場所は避けます。

そのうえで、床に直に置かないようにします。下からの湿気を受け、動かすときも危険です。

棚に段があると、上下で環境が変わります。床に近い段は、湿気を受けやすくなります。

大事な型ほど、環境の良い場所に置きます。

重い型の取り扱いを決めておく

型は重量物です。移すときの手順を決めておかないと、事故につながります。

そのうえで、使う機器を決めます。クレーン、フォークリフト、リフター。

クレーンの運転や玉掛け、フォークリフトの運転は、荷重などに応じて特別教育や技能講習、免許が求められます(労働安全衛生規則第36条、労働安全衛生法施行令第20条)。

型の重量を台帳に書いておくと、機器を選べます。書いていないと、目分量で判断することになります。

つり具の掛け方も、型によって違います。アイボルトの位置や、つり点の数。

そのうえで、型に表示を付けておく形もあります。重量とつり点を型に書いておくと、その場で分かります。

2人以上で作業する場面も決めておきます。1人では扱えない重さのものがあります。

そのうえで、合図の出し方も決めます。声が届かない場所では、手で合図します。

段取り替えの手順書に、この部分を書いておきます。急いでいるときほど、省かれます。

作業の前に、通り道も確かめます。物が置いてあると、途中で下ろすことになります。

そのうえで、置き場までの経路を空けておきます。

金型管理台帳を生産の計画につなげる

金型管理台帳は、その日の段取りから1年先の判断まで使えます。見る幅によって、使う列が変わります。

  • 今週の段取り 1か月 所在を見る
  • 今月の生産 1か月 ショット数の見込み
  • 数か月先 4か月 手入れの時期
  • 1年先 12か月 作り直しの判断
台帳を使う幅(月数で比較)

短い幅では所在、長い幅では実績を見ます。そのうえで、1つの台帳で両方をまかないます。

生産計画と寿命を並べる

来月の生産計画から、必要なショット数が出ます。台帳の累計と寿命の目安を並べると、足りるかが分かります。

そのうえで、途中で寿命に達する型が見つかります。生産の途中で止まると、納期に響きます。

前もって手入れか作り直しの手配ができます。

作り直しの手配の期間を見込む

型を作り直すには、数か月かかることがあります。寿命が近づいてから動くと、間に合いません。

そのうえで、手配の期間を型ごとに把握しておきます。複雑な型ほど、時間がかかります。

台帳に手配の期間を書く列があると、逆算できます。

修理の費用を積み上げて判断する

修理を重ねるうちに、作り直したほうが安くなることがあります。1回ごとの費用では、この判断ができません。

そのうえで、履歴の費用を積み上げて見ます。新しく作る費用と比べると、判断の材料になります。

停止の時間も含めて考えると、差はさらに開きます。

金型管理台帳にかかわる最近の動き(2026年10月時点)

金型管理台帳そのものを定めた法令はありません。そのうえで、型の保管をめぐる取引の決まりは、ここ数年で大きく動いています。預かり型を持つ工場ほどかかわりが深いため、日付順に並べておきます。

時期動き根拠
2022〜2024年度型の無償保管にかかわる勧告が、1件・3件・9件と増えた公正取引委員会・中小企業庁のリーフレット
2025年5月23日下請法を改める法律が公布され、名前が「製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律」(取適法)に変わることになった中小企業庁・公正取引委員会
2025年11月13日公正取引委員会と中小企業庁が、型の無償保管の監視を強めていると公表した。2025年度の勧告は、この日までに13件同リーフレット
2026年1月1日取適法が施行された。金型に加えて、木型などの成形用の型や治具の製造の委託も対象に入った取適法第2条第1項
2026年6月10日公正取引委員会が、2025年度の取適法(施行前は下請法)の勧告は39件と公表した公正取引委員会

委託する側が、型を中小受託事業者に無償で保管させることは、不当な経済上の利益の提供要請にあたるおそれがあるとされています(取適法第5条第2項第2号)。預かり型の行に最後の発注日と保管の協議の記録を持つと、話し合いの材料がそのまま台帳から出せます。

出典:e-Gov法令検索:取適法、公正取引委員会・中小企業庁:型の無償保管の監視強化のリーフレット、公正取引委員会:取適法の改正ポイント説明資料、公正取引委員会:令和7年度における取適法の運用状況

確認日は2026年10月3日です。個別の取引が当たるかどうかは、公正取引委員会や中小企業庁の相談窓口で確かめられます。

金型管理台帳に出てくる用語

金型管理台帳に出てくる用語は、現場の語と、取引や安全の法令の語が混ざっています。法令の語は条文と同じ意味で使うと、取引先と話がかみ合います。

用語意味出典
型等金型、木型、治具、検具、製造設備など公正取引委員会・中小企業庁のリーフレット
預かり型発注元などが持ち主で、自社で保管して使う型法令上の定義はない
ショット数型で成形した回数。1回で複数個取れる型では生産数と一致しない法令上の定義はない
型の寿命品質を保って使える回数の目安法令上の定義はない
委託事業者・中小受託事業者取適法で、製造などを委託する側と受ける側を指す語。旧下請法の「親事業者」「下請事業者」にあたる取適法第2条
動力プレス動力で動くプレス機械労働安全衛生規則第36条第2号
安全ブロック金型の取付けなどの間に、スライドが不意に下りるのを防ぐ器具労働安全衛生規則第131条の2

「型等」は、金型だけでなく治具や検具も含む語として使われています。治工具管理台帳の側にも所有の区分の列を置いておくと、同じ扱いで追えます。

金型管理台帳と一緒に押さえておきたいこと

金型管理台帳について調べると、台帳の項目や管理のシステムはよく見つかります。そのうえで、取引の決まりや、金型を扱う作業の安全は、あまり触れられていません。ここでは3つを取り上げます。

金型管理と取適法(下請法)

公正取引委員会と中小企業庁は、次のような事情があるのに型を無償で保管させると、違反となり得るとしています。部品の発注を長い間していない、受託側が廃棄や引取りを望んでいる、次の発注の時期を示せない、型を使う見込みがない、の4つです。

過去の違反の事例には、1年以上発注が無いのに保管させていたものが挙げられています。台帳の最終使用日から、1年以上動いていない預かり型を拾うと、持ち主に保管の扱いを相談するきっかけになります。

保管の費用は、年度ごとに発注の状況を確かめて、まとめて支払う形も認められているとされています。

動力プレスの金型の交換は教育と器具を決めておく

動力プレスの金型の取付け・取外し・調整の業務は、特別教育の対象です(労働安全衛生規則第36条第2号)。作業中に体の一部が危険な範囲に入るときは、安全ブロックなどを使わせることとされています(同第131条の2)。

そのうえで、金型の調整でスライドを動かすときは、寸動か手回しで行うこととされています(同第131条の3)。動力プレスを5台以上持つ事業場では、プレス機械作業主任者が金型の取付けなどを直接指揮します(労働安全衛生法施行令第6条第7号、規則第134条)。

作業開始前の点検で金型の状態を見る

プレス機械を使う日は、作業を始める前に、金型とボルスターの状態を点検することとされています(労働安全衛生規則第136条第5号)。台帳の履歴と、この点検の結果がつながっていると、傷の進み方が追えます。

ポイントはここです。点検で見つけた傷は、その型の行に日付と内容を残します。次に使う人が、使う前に確かめる場所が分かります。

様式は金型管理台帳テンプレート、治工具管理台帳からダウンロードできます。段取りの記録は段取り替え記録にまとめています。

商い屋 製造 編集部がまとめました製造業の様式を無料で配り、使い方と法令の決まりを記事にまとめています。法令の数字は e-Gov の原文で確かめてから載せています。

よくある質問

ショット数はどうやって数えるのですか。

成形機のカウンターから取る方法と、作業日報の生産数から積み上げる方法があります。カウンターがある設備では自動で数えられるため負担が少なく、ない場合は日報の数量を台帳に足していく形になります。数え方を1つに決めておくと、途中で合わなくなりません。

顧客からの預かり型はどう扱いますか。

自社の型と分けて管理する形が広く使われています。所有者が顧客であるため、保管の場所と状態、返却の記録が必要になります。台帳に所有の区分の列を作り、預かり型が一覧で出せる形にしておくと問い合わせに答えられます。

治工具も同じ台帳で管理してよいですか。

数が多く入れ替わりも早いため、分けて持つ形が扱いやすくなります。金型は寿命とショット数を追い、治工具は所在と点検の状態を追うことが中心になります。追う内容が違うため、列も変わってきます。

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